香り
最近我が家の長男は、毎晩寝る前、アロマポットに
「お母さん、今日は何の香りにしようか?」と20本近くあるアロマオイルをながめ本を見たりして、2種ほど選んでセットして眠るのが日課になっています。
ここ20年程前には「アロマ」がひとつの『癒し』というちょっと非日常的なアイテムだった気がしますが、ここ最近「香りの産業?」のように、香りが製品や商品の売り文句になり、自然と日常生活に取り込まれるようになってきているなぁ・・・と感じるのは私だけではないでしょう。
アロマを入れられる加湿器や二種の香りがするという柔軟剤などなど・・・。
もっと身近で言えば、食べ物のかおり、そして飲み物のかおり。
嗜好品であるコーヒー、紅茶、日本茶なども味だけでなく、実は香りも楽しむものだったりしますものね。
もうかなり前ですが、日本茶、コーヒー、紅茶、ハーブティーを飲んでどれが一番リラックス効果があるかとテレビだったか実験を行なっていた記憶がありますが、一番はハーブティー、その次日本茶、、紅茶、コーヒーとの結果が出ていました。
あくまで統計的なところでの結果であり、香りも味も嗜好なので、万人がそうだとは言い切れないとは思いますが、きっとご本人にあったリラックスする飲み物があるのではないでしょうか。
私はコーヒーが大好きで、どちらかというフレンチのような深煎りのパンパンに豆が膨らんでいるような苦味のあるコーヒーが好きだし、もちろん日本茶はやっぱりホッとします。
ハーブティーも昔はカモミールとか好きだったし、夏はペパーミントとか、冬はアップルやオレンジにシナモンなど香辛料が入っているようなブレンドされたようなハーブティーも好きです。
紅茶は断然アールグレイ。
アロマオイルでもよく自分が好むのが「ベルガモット」
このベルガモットは他のオレンジやグレープフルーツなどの柑橘類とは異なり、香料抽出だけのために栽培される作物だそうです。
南イタリアの特殊な気候条件を好み、今も他国ではほとんど生産されていないらしく、ベルガモットとベルサーチが誇りだとしている、レッジョカラブリアが主産地だそうです。
ベルガモットのエピソードの中で最もよく知られているのが、「ベルガモットはアールグレイ紅茶の香りづけに使われている」という話。
このことを本で知ったとき、なるほど〜だからかぁ〜と自分の好みを再発見したような気持ちになりました。
ちなみに、アールEarlとは伯爵の意味、イギリスの2代目首相チャールズ・グレイ伯爵の名をとってつけられたそうです
また、他のセイロン、ダージリン、アッサム、ニルギリは場所の名前からついた名前。
面白いですねぇ。
忙しいときのブレイクタイム。
香りを楽しみながら、リラックスするひと時をどうぞお過ごし下さい。
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